白湯の息抜き

　岸田教団の『七色シューティングスター』がオススメです！

　曲ももちろんなのですが、歌詞がとても好きです。

少しの　いたずらで　絵の具を　取り出してみた
誰かの　僕じゃない誰かの　キャンバスに　色を滲ませる

　誰もが一度は経験していよう、希望に満ちているようで、どこか儚い感じ。
　いつだったか、街の灯りがほとんど見えない場所で、星空を見たことがあります。真っ暗な中、そこで感じた気持ち。この歌は、そんなものを思い起こしてくれました。
　確かに、はっきりと目に見える星の光。だけど、それは空のかなた。おそろしく遠い彼方の光。
　でも、その遠さが自分の意識を遥か遠くまで押し広げるのです。
　目の前の細かく、小さな物事。それらの多くが本当にどうでもいいというように感じられる。それはものすごく気持ちのいい心持ち。

滲んだ　明日とか　今日だけは少し忘れて
誰かと　一緒にいようよ　こんなに夜は輝いてる

　細かなことに囚われ、煩わされ、心をすり減らしてしまうとついつい大事なことを忘れがちになってしまいます。
　そんな時に空を、星空を見上げてみるのもたまにはいいかもしれません。
　それで何かが解決するとはいいませんが、少し心は落ち着くかもしれません。でも、それで充分。
　晴れた心で目の前を見ると、またちょっと違うものが見えてくるかもしれません。
　それはきっと、ちょっと感動的に。

そんな儚くも綺麗な　七色シューティングスター

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■studioK2

岸田教団HP。
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斜体文字は歌詞からの引用です。

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