白湯の息抜き

最近こんなCDを買った。


セガサターンヒストリー VOCAL コレクション
～セガサターン発売10周年記念盤～

セガサターン、持ってた人いますか？
ていうか、もしかしたらセガサターン知らない人いますか？
さすがにいないか？
うちにはありました、でもってやってました、私。

このCDは「VOCALコレクション」と銘打ってあるところから多少想像はつくかもしれませんが、セガサターンで発売されたゲームに使われていたボーカル曲を集めたCDです。
選曲はファン投票やリクエストで決められたとのことです。

なんでまたこのCDを買ったかといいますと、このCDの1,2トラック目の曲が私の目的。
鈴木結女さんの歌う「夜明けのうた」と「One and only」。
それぞれ、チュンソフトのゲーム「街」のオープニングとエンディングで使用された曲です。
当時、私はこの「街」にえらいはまりました。それはもう、どえらくはまりました。
そしてゲーム本編と同時にオープニングの映像にも惚れました。

タイトル画面を放っておくと、「夜明けのうた」に合わせてオープニング映像が流れます。
えらく格好いいです。
今でも思い出すと見たくなります。

鈴木結女さんの曲も好きになり、いずれCDを買おうと思っていたら。
何だかんだで後回し後回しとなり、今にいたって、気が付けば入手困難。

そう、入手困難なのです。

この２曲で1998年にシングルCDも出ているのですが、すでに廃盤のようで、極めて入手困難。
ネット通販で手に入れることもできるようなのですが、希少なためプレミアがついているのかなんか高値になっております。
シングルで4,000円を超えているのはちょっと……。

そんなときに見つけたのが、このCD。
迷う理由がどこにあろうか。


セガサターン自体がどうしてもマイナーなハードであり、それのボーカルコレクションですから、やはり多くの人にお勧めできる内容ではないです。
10トラック目の「奇跡の戦士エヴァンゲリオン」なんかは完全にマニア向けでしょう。
ただ、CD全体を見ればなかなかおもしろい曲がそろっています。

鈴木結女さんの歌う２曲はもちろん、ピチカートファイブの「大都会交響楽 I hear a symphony」や７トラック目の「Dreams Dreams」なんかオススメです。
あと９トラック目、「Angels With Burning Hearts」。これがえらい格好いい。
「バーニングレンジャー」というゲームの主題歌で、以前このゲームをプレイした友人に主題歌が格好いいと聞いてはいたけれど、なるほど確かに格好いい。
CDに収録されているのはenglish versionとのこと。
日本語のバージョンもあるのだろうか？　いずれそれも聞いてみたいものである。

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