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2007年06月08日

シルエットミラージュサウンドトラック

 私の友人は今でもスーパーファミコン、いわゆるスーファミを手放すことができないといいます。
 「ライブ・ア・ライブ」というゲームをご存じでしょうか?
 スクウェア(現スクウェアエニックス)がかつてスーファミ用に発売したゲームソフトです。
 友人はそのゲームにいたく惚れ込んでいまして、たまにそれがやりたくなるらしいです。なので、「ライブ・ア・ライブ」をやりたいがために、スーファミを手放すことができません。彼のスーファミは、今は「ライブ・ア・ライブ」専用です。

 私にも同じように、今でもやりたくなるゲームソフトがあります。
 ただし、彼と違ってゲーム機本体が私の所有ではないため、残念ながら実家にも既になく、すでにプレイすることはできません。ソフトは手放していないのですが。
 そのソフトは「シルエットミラージュ(略称シルミラ)」といいます。
 トレジャーというゲームメーカーが10年前にセガサターン対応ソフトとして発売したアクションゲームで、後にプレーステーションに移植されました。
 別なハードに移植発売されたということから、人気があったかとも思うのですが、少なくとも私の周りでこのソフトの存在を知っている人はほとんどいません。
 一度インターネットでこのソフトのことを調べたこともあるのですが、その評判は賛否両論、いやむしろあまり受けてはいなかったように感じます。
 曰く世界観が分かりにくいとか、操作が若干複雑であるためにとっつきにくいだとか。
 なんでプレイステーションに移植されたのかがよく分かりません。利益がでていたのかどうかさえ、少々疑問です。

 発売当時、私はこのソフトのことはよく分かりませんでした。
 ゲーム雑誌などでもあまりこのソフトのことが話題になっていたという記憶がありません。ただ、発売前にゲームショップ店頭で体験版が無料配布されるという話を聞いて、「無料ならば」と体験版をもらってきたくらいです。
 最初は若干複雑なシステムに抵抗を感じましたが、何度かやっているうちにシステムも理解していき自在に操作できるようになってくるとその複雑さがむしろ楽しくなってきました。
 先に述べたように、このゲームはその操作方法が若干複雑でとっつきにくくそこが難点だという評価を受けたようです。
 私としてはその評価はとんでもない。むしろ複雑な行動パターンがあるからこそ自由自在に操作ができるわけであり、そこが面白いのです。私が今までやったアクションゲームの中で、シルミラは最もその操作感が心地よいゲームです。

ジャケット画像 さて、そんな10年も前に発売したゲームの話題をなぜ私が今頃持ち出したのか。
 最近あるCDを購入しました。
シルエットミラージュ サウンドトラック
 そう、シルミラのゲーム中で使われた音楽を集めたCDです。
 実はこのCDはシルミラのサウンドトラックとしては2枚目になります。
 1枚目はゲーム発売当時、つまり10年前に既に発売しています。ですが、私はこのCDを買い逃してしまいました。
 ゲームの操作性やストーリーと同時に、作中の音楽にもいたく惚れ込んでいた私にとってこれはとても悔やまれることです。ですがそのCDは今となってはきわめて入手困難な商品となってしまいました。
 ですが今年になって、なんとこのCDがほぼ同じ内容で復刻され発売されたのです。
 つい最近インターネット上でたまたまこのことを知った私。復刻発売のうれしさと同時に、復刻されるほど人気があったということがとても驚きでした。
 購入を迷う理由など、一つもありません。
 ただ、ひとつこのCDで残念なところがあります。ゲームのエンディング曲である、中司雅美さんの歌う「泣けるうちは元気」が収録されていないということ。
 ショッピングサイトのレビューなどを見ろと、どうもプレーステーション版に移植された時点で既に収録されていなかったということ。
 事情はよくわからないのですが、権利関係で何か問題があったのか?と私は考えています。ま、推測の域を出ることはできませんが。

 先にも述べたように、私は今でもたまにこのゲームをやりたくなります。
 つまり、まったく飽きていません。
 それは音楽に関してもまたしかりです。何度聞いても飽きる気がしません。
 これほどまでに私の好みにあった作品が存在するということがなにより嬉しいことであり、それを支持する人がいるということがまた何とも面白いことです。

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Posted by 白湯 at 18:04│Comments(2)雑記
この記事へのコメント
白湯様

 お久しぶりです。
 お帰りなさい?
 コンピュータ・ゲームをまったくやらない私は、ゲーム自体にはコメントしようがありませんが・・・
 ゲームの音楽には、すばらしいものがあるという認識を持っています。
 とくに、トラッドといわれるジャンル(アイリッシュとかケルティックなどの伝統音楽)のテイストは、ロールプレイング・ゲームのおかげでメジャーになったと感じています。
 それに、ファンタジー映画がこれほどに支持を得ているのも、ゲーム・カルチャーの広がりが貢献しているに違いないと考えています。
「シルエットミラージュ」どんなゲームかは存じあげませんが、記事を拝見すると音楽には興味津々です。

冬野
Posted by 冬野由記 at 2007年06月08日 18:47
コメントありがとうございます!

>冬野由記さん
実はまだお帰りなさいではありません。
自宅のネット開通は15日を予定しておりまして、それまでのエントリーは外出先のパソコンを使っております。
なので、本格再始動は15日以降になります。もうしばらくお待ちください。

私などは、小さいころからテレビゲームの存在が当たり前な世代なのでよくはわかりませんが、確かに西洋の伝統音楽や同じく西洋のファンタジーが親しまれているのにはゲームの存在が大きそうですね。
ただ、「シルエットミラージュ」は未来を舞台にした話でSFのような要素もあるためか、ゲーム音楽は見事に電子音楽ですので、ちょっと方向が違ってしまいますが。
Posted by 白湯 at 2007年06月11日 18:02
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    コメント(2)