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2009年09月07日

腹六分ほどの努力

 先ほど通帳の残高を見てきたら、なかなかどうして笑えない金額に。
 思った以上に今月は厳しいようです。

 どうも、ニートです。
 違います、ウソです。
 でも若干近いものはあります。

 今までも自転車操業な生活はしてきましたが、今月はもししたら、いやもしかしなくても赤字です。何かバイトを増やさねば。
 こうなることは分かっていたはずなのに、なぜ先月からバイトを増やしておかなかったのか。


 収入が足りない。このままでは今後自分にとって辛い状況に陥る。
 それが分かっていて、それに対処すべく先手を打つというか。悪くなっていく状況を目の前にして、それに対処するのではなくただ目で追っていくだけ。
 ここ最近の私にはそういう傾向があるようで。

 なんか、そういう状況に前向きに向き合うのが苦手というか………抵抗があります。
 昔から、しっかりした人間だと見られることに抵抗があったようで。
 腹八分じゃないけれど、100%の努力をすることにはものすごく抵抗がありました。
 80%? 70%? いや、いつも60%くらいの努力で生きてきたような気がします。

 何でもしっかりやってしまうと、誰も心配してくれないんですよ。

 昔から、頭のいい子。しっかりした子。家族にはそういう風に見られていた節があります。いや、私の思いこみかも知れません。
 いや、父などは最近でも電話で話をしたときに「お前はうちの兄弟の中で一番頭がいいと思う」なんて言っていましたっけ。

 一応褒められている部類にはいるのですかね。
 言われて決して悪くない気分だったのも確かです。でも、そうやって言われるのは少々寂しいことで。

 割と吸収がよく、覚えがよかったようです。
 小学生から中学生くらいの時。姉の影響から、趣味でお菓子作りをしていた時期があります。
 姉がクッキーを焼いているのを横でじーっと見ていて。いつしか手伝うようになり。いつしか自分でも作ってみるようになり。
 そしたらいつしか、姉はお菓子を作らなくなりました。
「弟のがスゴイもの作るから」
 軽い冗談かも知れません。ですが、姉のこの言葉が結構私としてはきつくって。
 本気でがんばると、人は離れていくんですよ。

 その後もしばらく家族からは「この子はお菓子作りが好きである」と認識されていたので、家族の誕生日とかにはケーキを焼いたりしていました。
 ただ、結構孤独な作業だったように思います。


 え~、なんだかあまり話がつながっていないようにも感じますが。
 そんなことを考えておりました。

 通帳の残高が笑えない数字です。笑いますけど。
 もうちょっと頑張らねばなりません。ただ、物事に対して前向きに努力をするということには妙な抵抗を感じます。
 もう子供じゃありませんから、そこでふてくされていても物事は好転しないし、むしろ悪いようにしかならぬと言うこともわかります。
 ですが、どうにも嫌な記憶を思い出すのですよね。

「この子はしっかりしている」
「この子は大丈夫」

 こういう風に言われることは、結構寂しくて辛いものです。

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Posted by 白湯 at 15:45│Comments(0)昔のこと
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