白湯の息抜き

　仮眠は15分が良いそうです。
　って、数週間前のテレビで言ってました。番組名は何だったかなぁ……？

　面白そうなので、実践しています。

　番組名はすっかり忘れたそのテレビに寄れば理由はこうです。

　睡眠には、浅い眠りと深い眠りが交互に訪れます
　番組では最初、そのどちらの時に起きると寝起きが良いか、という話をしていたはずです。
　ですが、その理屈を利用してそもそも深い眠りに入る前に起きると仮眠としては丁度いい、ということを言っていました。

　眠りの深さを表したグラフを見てみると、おおかたの人間は15分を過ぎたあたりから眠りが深くなっていくそうです。
　深い眠りに入ってから起きようとすると……寝起きが良くない。
　仮眠ですから。パッと眠り、パッと起きなければ。
　そこで、そもそも深い眠りに入る15分前に起きてしまうと、短時間とはいえ眠ったことにより眠気はある程度とれて、かつ深い眠りに入る前だから寝起きも良い。
　そういうことらしいです。

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　なるほど。

　と、私は思い、それ以来たびたび実践しています。
　眠い。でもまだやることがある！ってときに。

　つい先ほどもやってみました、15分睡眠。つい2時間前でしょうか。
　部屋を暗くして、座椅子に腰掛け。お腹が冷えないように、タオルケットだけ掛けて。
　眠る前に見た時計のデジタル表示は「20:58」。

　……………。

　少し夢を見ました。
　夜。友人と二人、誰か女の子を家まで送っていきました。女の子は誰だかよく分かりませんでしたが。
　彼女を家に送り届け、友人と二人で帰路につこうとする。町並みはずいぶんと和風の佇まいで、そのためか外国人観光客が多い町でした。なぜか外国人の存在に怯える私と友人。
　そもそも何で外国人が怖かったのかがよく分かりませんが、怯える夢の中の友人は本物とずいぶん印象が違ったので面白かっ…………って、夢の内容はどうでも良いんですけどね。
　あぁ、ちなみに帰る途中で目は覚めました。

　起きた時に見た、時計のデジタル表示は「21:18」。
　15分、ではなく20分眠ってしまったようです。
　5分ほどオーバーしてしまいましたが、それは許容範囲内のようです。
　目覚めたころには、すっかり眠気は飛んでいました。

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　面白いのは、15分という時間がだいぶ体に染みついているらしいということ。
　やり始めたときはアラームを使っていました。眠る、15分後にセットして。

　最近は、仮眠をする、と決めて眠ったときにはなんとなく15分後に起きれるような気がします。って、ついさっき5分オーバーした人間が言ってもあんまり説得力無いですかね。
　まぁ、約15分ということで。


　もちろん、こんなことをしないで日頃から規則正しい生活をしている方がいいんだと思います。というか、それが出来る人はこんなこと必要ないでしょう、きっと。
　ですが、どうにも日頃から上手に眠ることが出来てない私にはこれが結構助かっていまして。

　眠り下手で、なかなか眠っても疲れがとれない人は一度試してみるのもいいかも知れません。

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