白湯の息抜き

　日曜日、体調不良でバイトを休みました。
　直前までは特に問題なかったのに、バイト先に向かうとき、そして着いてからとじょじょに気持ち悪くなってきて。結局帰ってきたという……。
　あ、サボりじゃないですよ。ちゃんと上司に断ってから帰ってきました。

　その日は午後からのシフト。昼過ぎくらいまでは特に問題もなかったのですが。
　そうですね、昼を過ぎた当たりから何かおかしい。何か調子が悪いということに気付き始め。

　家を出る直前に軽い吐き気を感じました。
　でも、経験上これくらいならば体を動かせば治まると思いあまり気にせず家を出る。
　バイクに乗ってバイト先に向かう途中から急に吐き気は強くなって、店に着いたときには結構危ない状態。
　バイト先は日曜日ということで売り場にお客さんが大勢いる状態。人混みに入り、更に少し悪化する。
　更衣室に向かわずに、真っ先にトイレに向かう。先に一度吐いてしまえば少しは楽かも？と考えたからだ。
　ただ、いざ吐こうと思ってもなかなか吐けない。時間は経つ。近づく出勤時間。
　やむなく、そのまま更衣室に向かおうとするも、またしても人混みにあてられ再びこみ上げる吐き気。再びトイレへ。でも結局吐けない。

　これはマズイ。
　しばらく考えてから、結局上司に報告し、その日は帰してもらうことに。
　何もしないで帰ってきた。何しに行ったんだ？


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　日曜日は帰ってからずっと寝てました。
　翌月曜日も幸いにして休みだったので、一日家でのんびりと。

　原因はよく分からない。
　ここ最近で思い当たる理由としては、２，３日生活リズムがいつもと違っていたということくらいか。
　先週は朝起きて、朝、昼、夜の食事をとって夜眠る。そんな真っ当な生活を、社会的には真っ当であるけれど、私にしては珍しい生活リズムで過ごしていた。

　生活リズムが乱れたから？　真っ当な生活リズムになっちゃったから、体調崩した？　アホかい。
　冗談でもあんまりおもしろくない。

　原因はやっぱりよく分からないけど、症状が悪化したってことかなぁと。
　以前から緊張、ストレスには弱かったけど、今年に入ってからひどくなった。今年の夏くらいから些細なストレスで体調を崩すようになったところに、ここ最近ぐっと気温が下がってきたから。
　もしかしたら、原因としてはそんなところか？


　ちょっとまずいなぁ、この状態は。



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　今回バイト先では、結局のところ事情を話さずに帰ってこれた。
　上司に「吐き気がする」ということを告げようとしたら、先に向こうが察してくれて、
「なに、体調悪い？いいよ、帰りな。無理して仕事するもんじゃない」
　と、結局理由も聞かずに帰してくれた。

　相手がＩフロアマネージャーだったから特に理解されやすかったのかも知れない。
　彼女も以前は少し精神的に不安定なところがあった人だ。それによって周囲が振り回されることもあったけど、そういう経験があったからこそだろうか。彼女はそういう人間への理解がある。

　精神的な問題というのは、えてして人に理解してもらうことが難しいとよく聞く。
　縁のない人にはまったく縁のない問題だから。実際に経験した人間でないとなかなかわからない。それは例え身近な人間でも。うちの家族などもほとんど理解はしてないし。
　そんな人間にとって、ああいう上司の存在というのは実にありがたい。
　今回ほど、今のバイト先の職場環境を感謝したことはないかも知れない。

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